ギフテッドとOEの相関関係。

  • 2017.10.12 Thursday
  • 02:00
ご無沙汰しています。

課題と僕さんの諸々などで

先月末からバタバタとんでもないことになっております。

忙し過ぎてマイルドなパニック発作に見舞われ

なんと三大プロジェクトの第1弾も提出できておりません、、、

私も(慣れたもので)危険を察知した瞬間に医師に診断書を書いてもらい

急いで教授に提出して延長をお願いしたのでした (^^;;

僕さんのことで東京にも出かけねばならなかったし

今週も小さな用事達で第1弾の論文に集中できる感じではなく

今はウィークリー・リーディングとディスカッションに集中しています。

第1弾は週末になんとか終わらせることができたら・・・

あ、今週末も僕さん関係の用事があるんでした、、、

その下準備(=リサーチ&書類整理)に時間がかかる、、、

ピンチ (~_~;)

不安障害など精神性疾患にも理解のあるアメリカの大学、大学院では

医師の診断書を出せば合理的配慮を確実に施行してくれるので安心です。

(友よ、間違いを知らせてくれてありがとう!笑)

この配慮がなかったら

私はUMass(大学)も卒業できていなかったでしょう。

本当にありがたい。。。

せっかくの配慮に甘え過ぎず、早く書いて提出したいのですが、なかなか(汗)

とりあえず今週末までの用事を片付けてしまいましょう、、、

そういえば今週は

WISCなどのIQテストで測定できる知能(認知能力や推論能力)と

免疫性疾患、精神的疾患などとの相関関係が認められた

というリサーチ結果が発表されて

おぉ!!!

と大興奮しております。

こちらがその論文です。


High intelligence: A risk factor for psychological and physiological overexcitabilities

Authors:
Ruth I. Karpinskia @ Department of Psychology, Pitzer College, 1050 N. Mills Avenue, Claremont, CA 91711, USA
Audrey M. Kinase Kolbab @ Department of Industrial-Organizational Psychology, Seattle Pacific University, USA
Nicole A. Tetreaultc @ Department of Research, Awesome Neuroscience, USA
Thomas B. Borowskid @ Department of Psychology, Pitzer College, USA

Received 20 November 2016, Revised 12 July 2017, Accepted 18 September 2017, Available online 8 October 2017.


つい今夏

“これらの(OEを含むユニークで強烈な)特徴があるからこそギフテッドは『生きにくい』『社会に順応しにくい』というわけではない”

と大学院で学び



今学期の教科書でも

“NAGCのメンバーでもある教育者、心理学者、研究者が共同で行なった調査の2002年の報告によると、ギフテッドがユニークなソーシャル&エモーショナルな性質や特徴を持っているとは実証できなかった”

と記載されていたので

今回のこの論文発表は衝撃的であったのでした。

個人的な経験談は

アカデミアではなんの意味も価値もないことは十分承知ですが

知能が高いほど

アトピー、アレルギー、喘息などの免疫性疾患や

鬱、不安障害などの精神性疾患にさらされる率が高くなる

という実体験には(僕さん以外の家族にも)長年苦しめられてきたので

相関関係が2002年の時点では実証されなかったことに

じつは私は内心がっかりしていたのです。



私が実証できるわけもないので

NAGCや大学院で提唱されるように

相関関係の有無に関係なく

ソーシャル面やエモーショナル面で困難を抱えているギフテッドの子達には

アカデミック・ニーズを満たしつつ

その個々人に適切なケア、サポートをしながら

親である私達が包括的に育ていくしかない

と自分に言い聞かせていたのですね。

今は忙し過ぎてまだこの論文を読めていないのですが

興味がある方はぜひぜひ読んでみてください。。

知能と心身の強烈性に相関関係が認められたと実証されたからといって

ギフテッドを毎日毎秒365日育てている私達親の独特な問題が

すぐさま解決するわけではありません。

それでも研究、解析がどんどん進み

いろいろな不思議が紐解かれていったら

ギフテッドにも優しい社会が可能になるんではないかな(´-`)

と願ってやみませんよね。。






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改めてお知らせ。

  • 2017.08.30 Wednesday
  • 12:05

ギフテッド/ギフテッド教育を学ぶ@USA。

  • 2017.06.07 Wednesday
  • 12:35
ギフテッドやギフテッド教育についてアメリカで学びたい、研究したい

という方々は

私のこちらの過去記事のコメント欄を

よろしかったらどうぞ。

参考にしていただければ幸いです。

(紹介の機会をくださったHKさん、ありがとうございました。。)





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強烈な自意識。腹痛。オフ。

  • 2017.04.17 Monday
  • 16:00

ギフテッドの子育て前知識@CAGCON。

  • 2017.04.11 Tuesday
  • 03:05
今更ながらCAGCONのメモ第2弾です。

SENG(Supporting Emotional Needs of the Gifted)を立ち上げた

アメリカのギフテッド界ではおそらく知らない者はいない(であろう)

臨床心理学者のDr. Webbがプレゼンターでした。

Dr. Webbは先週も僕さんのアカデミーでプレゼンされたのですが

日本時間では早朝だったため

私はベッドで横になりながらiPadで参加しておりました (^^;;

なんて失礼な保護者、、、

(時差もあるし、仕方なかったんですよ〜)

Dr. Webbのプレゼン内容は

CAGCONのものと学校でのものがほぼ同じだったため

こちらでまとめてメモしておきます。


**********

<緑字はプレゼン中のメモ>

【ギフテッドに関する誤解】
*すべての分野で能力が高い。
*一般の教育で十分である。
*能力が高いため特別な支援がなくても(=放っておいても)伸びて成功する。
*誰かに「変わっている」と指摘されるまで本人は違いに気づいていない。
*学校では常に能力を発揮し、その才能を見せる。
*ほかの生徒の模範や手本になる/されることが好きだ。
*大人が継続的にプッシュしているからこそ最高の成果を出せている。
*精神年齢と認知能力/知能が比例している。
*とても育てやすく、家族はとにかく子の才能に価値を置いている。
*子どもはすべてギフテッドだ。←すべての子がスペシャルであることに間違いはない。しかし、すべての子がギフテッドではない。

【育てているなかでぶつかる12項目】
*うちの子は本当にギフテッド?(特徴・特質)
*複雑化した現代の子育て。
*子に適した教育。
*コミュニケーションと適した子育てへのアプローチ。
*ヤル気と低達成。
*しつけと自己鍛錬。
*きょうだい?ひとりっ子?
・きょうだいのうち1人がギフテッドである場合、ほかの子たちも(レベルの差こそあれ)ギフテッド(and/or タレンテッド)である可能性が高いため要注意!
*知人、友人、仲間。
・ギフテッドの場合、友情に年齢は関係ない。又、数でなく質に重点を置くこと。1人でも仲間がいれば最高。オンラインの仲間だって構わない。
*強烈感、ストレス、完璧主義。
*不幸感と鬱。
*型破り、価値観、ユニークネス。
*誤診と2e。

【4タイプのギフテッド】←雑に分けて…の4タイプ
*ハイアチーバー
*社会的リーダー
*創造性の高いインテリ
*反抗者

【4つの根本的特徴】
*They see the world differently. 異なった見方をしている。
*They do things differently. 異なったやり方をする。
*They do things intensely. 強烈にやる。
*But their judgement lags behind their intellect. 精神面と知能面に差が生じている。
・この差は年をとればだんだんと縮まってくる。

【ギフテッド・チャイルドの特徴】皆がすべてにあてはまるわけではない。
*年相応でない豊富な語彙。
*年相応でない複雑な言いまわし。
*言葉の微妙なニュアンスを理解。
*長時間に及ぶ驚異的な集中力、と継続力。(関心事のみ)
・ギフテッドはよくADHDと間違われるが、見分けるポイントは、この集中力。ADHDの子達は、いかなることにも集中ができない又はもたない。一方ギフテッドは、自分の関心がない事柄(例えば学校の授業や興味ない話題など)には退屈して動きまわったりするかもしれないが、自分の関心事となると驚異的な集中力を見せる。TVやネット、ゲームの際の集中は(ギフテッドであろうとADHDであろうと)あてはまらない。
*感性と行動の強烈感。Overexcitabilities。
*幅広い関心事。
(中略=私のミスで情報が抜け落ちてしまった。涙)
*年齢にそぐわない速さで学ぶ。年相応の繰り返し学習も要らない。
*独学で読み書きを習得。(幼児期〜園児期)
*素晴らしい記憶力と、その情報の保持力。
*不思議なユーモア。
*込み入ったルール作りが好き。自作ゲームや、生活面でも。
*イマジナリー・フレンズ(架空の友達)と遊ぶ。(幼児期)

【ギフテッドの全体像、学業、情緒、交流に影響を及ぼす4大要素】
*ギフテッドネスのレベル
・マイルドなギフテッドとPG(超ギフテッド)では何から何まで違ってくる。
*不均衡な発達
*Thinking styles(思考スタイル)
*OE(Overexcitabilities)(強烈さ)
ギフテッドネスのレベルが高ければ高いほど(本人のあり方、日常生活、学業、情緒、交流その他すべてが)そのギフテッドネスに更に影響される。

【思考スタイル】

*Auditory-Sequential
・言語での説明を好む。言葉を使って覚える。
・情報を系列的にプロセスする。一つずつ作業にあたる。
・理論的に案を出す。分析作業が好き。
・具体的思考作業を好む。きちんと計画された学び体験が好き。
・定められた場所、定められた教材で学ぶのが好き。
・事実や細部を学ぶほうが好き。
・学びに対して真剣にアプローチする。

*Visual-Spatial
・視覚的な説明を好む。イメージで覚える。
・情報を全体的にプロセスする。マルチタスクが得意。
・直観的に案を出す。合成作業が好き。
・抽象的な思考作業を好む。開放的かつ流動的な学び体験が好き。
・その場にあるもので学ぶ。自分なりの(学び)法則を確立する。
・全体像を得るほうが好き。
・遊びながら学びにアプローチする。

・学校という場で好まれる生徒や学校というシステムのなかでやっていける生徒はAuditory-Sequentialの子達である。しかしいわゆるnerd(=ガリ勉?)で、いじめられっ子も多い。一方nerdの家族はnerdであることが非常に多いため、理解者やロールモデルも得やすい。
・誤診されやすい生徒はVisual-Spatialの子達が圧倒的に多い。学校でも問題児のレッテルを貼られやすく、低達成(=落ちこぼれ)やドロップアウトしていく率も高い。
・面白いことに、正反対の思考スタイルの相手とカップル/夫婦になるケースが多い。


【Overexcitabilities】
*Intelectual
(多読、強い好奇心、質問攻めにする、集中する、内省、理論的思考)
*Imaginational
(想像遊び、スピリチュアルで想像的な思考、鮮明なビジュアル・メモリー、白昼夢、大袈裟、メタファー好き)
*Emotional
(特異な感受性とリアクション、他者への共感、臆病感とシャイネス、恐れと不安感、新しい環境に馴染みにくい、感情の強烈さ)
*Psychomotor
(特異な熱狂、早口、強迫的なおしゃべり、過剰なエネルギー、チックや貧乏ゆすりなど神経性の癖、衝動的な行動)
*Sensual
(覚醒された感性、五感による感覚的よろこび、鋭過ぎる感覚による苦痛例えば食べ物や場所などを避けたがる)

【高い能力、才能のデメリット】
*不均衡な発達と周囲の期待。
*精神面が知能に追いつかない。
*低達成。
*退屈と怒り。
*友達との問題。
*きょうだいとのライバル関係。
*帰属感/所属感。自分の居場所はどこ?
*理想の追求と皮肉癖。
*教師や親とのバトル。
*ストレスと完璧主義。
*誤診と2e。
*健康問題。
・アレルギーや喘息、食べ物や薬に過敏。なぜか多い。
・反応性低血糖。おやつに高タンパク質を頻繁に摂取すると良い。
・アルコールやドラッグに依存。
Existential depression


《質疑応答の抜粋》
*ギフテッドであることがわかるのが(10歳を過ぎてしまっても)遅過ぎるということはない。
*ギフテッドを育てているなかで、自分もギフテッドだと気づく親は多い。経験上、ギフテッドの親も(無自覚だったり認めなかったりするが)大抵ギフテッドだ。
*Giftedness goes all the way.(ギフテッドネスは生涯続く。)勉強や受験、進学をやめることはできるが、"ギフテッドをやめる" ということはできない。
*ギフテッドのサポートのない国では、残念ながら自分達でサポートしていくしかない。私達も海外でのサポートを計画している。アジアでは、確か香港で始める予定だったと思う。
*経験豊かな小児科医や精神科医、心理学者、心理士、教師でも、ギフテッドを専門にしていなければ、ギフテッドに関してはまったくの素人だ。相談するなら "ギフテッドを専門にしているプロ" に相談すること。あるいはギフテッドに関して学ぶ気持ちのあるプロと共に学んでいってもいい。そのプロが学びに対して謙虚であれば不可能ではないはずだ。
*ギフテッドにおいて、2eであるケースのほうが比率が低い。






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丸い穴に四角いクイ@CAGCON。

  • 2017.03.17 Friday
  • 11:10
先日(初)参加したCAGCONでのメモを

自分の健忘録として写し書きしておきたいと思います。

どなたかの参考になることがあれば幸いですが

あくまでもメモ程度であります (^^;;


**********


【ギフテッドの子育てにおいて親が知っておくべきこと】
*Advocate!(アドボケートが必要不可欠)
*Friends!!! → Provide environment.(仲間と出会えそうな環境を整える)
*So many interests!(多過ぎる関心事)→ Help them focus.(フォーカスできるようサポート)
*Process information differently & learn differently.
(異なった情報処理の仕方をする。異なった学び方をする)


【ギフテッドの基本的3大特徴】
1) Asynchrony(不均衡な成長)
2) Perfectionism(完璧主義)
3) Sensitivity (Intensity)(強烈な感性)

1) Asynchrony
- 不均衡な成長は、知能、精神、身体能力の発達、等々すべてにおいて。
- 例えば実年齢が8歳のギフテッドの子・・・知能面では文系が10歳、理系で16歳、精神面は10歳並みだが対人面ではときとして5歳、身体能力の発達は8歳以下・・・というように不均衡な発達を示す。(←これはほんの一例)

2) Perfectionism
- High expectation of self and others.(自分に完璧を求めると同時に他者にも完璧を求める)
- 他者に対しても要求が高い→傲慢で不寛容。
- Limited risk-taking.(完璧主義な故にリスクをとらない)
(挑戦して失敗するくらいなら、はじめから挑戦しない、という思考に陥りがち)
- low self-esteem.(自己肯定感が低い)
- highly self-critical.(自己に批判的)

《2種類の完璧主義》
Healthy Perfectionism.(健全な完璧主義)
- Striving for excellence.(エクセレントであるよう目指す)

Dysfunctional Perfectionism(機能不全な完璧主義)
- Anxious.(不安)
- Disagreeable.(不快)

*機能不全な完璧主義を健全な完璧主義にするためには?
- ゴール設定を低めに。例えば、100%ではなく90%を目標に。
- "How do I learn from my mistakes and move on?"
(自分の失敗から学び、さあ次へ!と頭を切り替えるスキルを考えよう)

Process of striving for excellence is what's important.
(完璧を求めるのではなく、エクセレントを目指して努力/追求することが大事)

3) Sensitivity (Intensity)
BRAIN!
- Brain's on fire!(脳全体がフル活用される)(←脳のMRIで実証済み)
- 脳内で多種多様な情報(知識)をプロセス(&操作)できる。故に・・・
→ mental fatigue(精神的疲労、消耗が激しい)
→ mental melt-down(メルトダウンに陥る)
- Messy.(部屋などもなかなか片付けられない)
- Lost in thought.(物思いにふける。白昼夢)

How can we help?
- Accept his/her emotions. (激しい感情を認めてあげよう)
- Doesn't mean you need to put up with them.
(だからと言って子ども達の激しさに付き合うことはない)
- A sense of security.(安心感が大事)
- Provide more structure.(決まり事や日課などの区切り感を与える)
(自由過ぎると子も堂々巡りに陥り、フォーカスできなくなることも)
- Help them focus.(的を絞れるよう、フォーカスできるようサポート)
- Take time to listen to him/her.(子どもの話をきちんと聞く時間を作る)
- Reassure them when they are afraid.(不安になっているときは大丈夫だと安心感を与える)
- Seek professional support.(必要な場合は専門家の支援を受ける)

*専門家とは、ギフテッドに詳しい心理士、心理学者、教育者、研究者。
*専門家でも、ギフテッドを専門にしていなければ、適切な支援は受けられないどころか、誤解、誤診されてしまう。
*ギフテッドに詳しくない専門家でも、ギフテッドに関して新しく学ぶ気持ちのある専門家であれば、賭けてみてもよいかも。


Dr. Babsのプレゼン資料ほか貴重な情報はコチラから閲覧できるそうです。






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我が子へのギフテッドネスの伝え方。

  • 2017.02.02 Thursday
  • 12:20
今年も早々から何かとバタバタしており

あっという間に2月になってしまいました。

1月が忙し過ぎて

今年の計画もまだ立てることができていないという (T_T)

もういいや、、、

僕さんの学習計画や私自身の計画などは渡米中にします。

(あ、僕さんの学習計画は今じゃないとダメだった!汗)

そして最近

「ギフテッドであることを我が子にどのように話して聞かせるか」

ということを訊かれ

こちら↓の臨床心理学者の方の

What to say to your gifted child...about being gifted

という記事をざらっと超意訳して紹介することがあったのですが

せっかく訳したので

カクタス通信でもご紹介・・・

すでに紹介されている記事でしたらごめんなさい (^^;;

毎回そうですが

今回はいつも以上に超意訳

というより

ざっと目を通した内容から私なりに要約し、説明や例を付け足したので

原文とはかけ離れたものになっていることご了承ください。


**********


"ギフテッドの子達は、幼い頃から、自分がギフテッドであることは知らなくても、自分は「みんなと何か違う」ことは感じとっています。又、周りの子達も、ギフテッドの子が「自分達とは違う」ことを同じように感じとっていて、それが仲間外れなりいじめに繋がったりするケースも少なくありません。"

"学校のギフテッド・プログラムなどに選抜された際など、いざ我が子に「あなたはギフテッドだ」と伝えるとき、選民意識をうえつけることなく話して聞かせるには一体どうしたらよいでしょうか。親としても非常に悩むところです。"

以下は幾つかのヒントです。

1)ギフテッドは、gift+ed=giftedで、ある特定の分野で実年齢に比例しない飛び抜けた才能を贈られた、という意味。"足が異常に速い、絵が異常に上手、と同じレベルで、数学が異常に得意、国語が異常に得意、というだけ。得意なことが生まれつきあることはラッキーではあるけれども、誰でも大なり小なり得意なこと(&苦手なこと)はあるわけで、ギフテッドだからといって皆より優れているわけでは絶対にない。"

"「足が異常に速い子が、皆より優れてるわけではないでしょう? 足が速いことは素晴らしいことだけれども、それだけで皆より偉いわけではないでしょう?それと同じで、勉強(数学、国語、理科、などなど)がズバ抜けて得意な子もいて、それは素晴らしくはあるけれども、偉いわけではない、皆よりbetterなわけではない、ということよ。みんな何かしらの才能を持って生まれてきているのだから」などと話して聞かせるべき。"

2)"ギフテッドは、一般的な学校教育とは違う学び方を必要とする子達でもある。飛び級、エンリッチメント、早期大学入学などなど、一般的な学習、学校での教育など王道な学び方では、まったく伸びないかもしれない。"

わかりやすい例が、オリンピックを目指すジュニア・アスリート達でしょうか。その子達の桁違いな能力が、学校の体育の授業や部活で飛躍的に伸ばせるのか、という話と同じだと思います。選手本人達だって、もっとチャレンジングな特訓や細かな部分の強化練習、自分が一番伸びる効果的な練習を効率良くしたいだろうし、その道のコーチ数人について、個々の長所、短所を、コーチと共に研究しながらオリンピックを目指すと思うのです。アカデミックにタレンテッドな子達も、アカデミックでそういう個別な教育が必要だということです。でないと本人達もチャレンジがなくて、やる気も情熱も失せてしまう、、、、

3)ギフテッド・プログラムがあるアメリカでの場合、ギフテッド認定を受けることで教育の機会が増え、選択の幅も広がり、柔軟に学んでいけるようになる。そういう意味で『ギフテッド』というラベルは非常に有効だけれども、"我が子が受けた(学校の集団知能テストや、個別に受けたWISCなどの)テストは、学校がつまらないと言う本人が、今までよりもっと楽しい学びができるようにするために受けたまで" ということを伝える。要は、教育の選択のためにギフテッドというラベルが重要なわけで、我が子がギフテッドであるかないかは重要ではない、ということを伝える。

アミューズメント・パークの年パス(=年間パスポート)みたいな感じかな??

ただし "知能テストのスコアを子どもに教えるのは良くありません。"

4)"ギフテッドネスは、髪、目、肌の色や身長などと同じで、生まれ持ったものであり、努力で得るものではない。ギフテッドネスもあなたの一部。手放したくても、一生手放せないもの。"

"ただ、好きな服を自分で選ぶように、その能力を伸ばすこともできれば、伸ばさないチョイスもできる。あなた次第。どんな服をどのように着たいかも、すべてあなた次第。"

5)"ギフテッドネスは十人十色。何かひとつにズバ抜けている子もいれば、すべてが得意な子もいる。数学に秀でていて他がまったくダメな子もいる。全てに万能な子だけがギフテッドなわけではない。そして、当然ながら、得意でも努力はしなければならないし、苦手なものも頑張ってやる必要がある。ギフテッドだからといって努力する必要はない、なんてことはない。"

6)"ギフテッドの子達は、周囲の多くの子達と自分は違う、、、と孤独感、孤立感を感じやすいけれども、それは(ギフテッドの子達にとっては)普通のことだから、そこまで気に病まなくても大丈夫、と親は言ってあげたい。いじめがあれば、話を聞いて、どう対処するかも(いつも本人任せ、学校任せではなく)一緒に考えてあげるべき。又、本人と似た関心事のグループや集まりを見つけ、そこを居場所にすることも大事。"

これは僕さんもそうですが、ギフテッドどうこう関係なく同じことが大好きな子達と一緒にいれば、まあまあ合うというか、孤立せずに楽しくやっていけるんだなということが最近よくわかりました。僕さんの場合はScratchやUnity、Minecraftを通して様々な年齢層の仲間と出会い、仲良くなったりしているのですが、僕さんの空間認識能力や物理の知識が小中高校生の仲間よりズバ抜けていても、そこではとくに鬱陶しがられないのですね。(もちろん本人が上から目線で仲間を見下していたら無茶苦茶うざがられるし、仲間外れにされると思います。)同じことに夢中な仲間同士だと、できる部分は尊敬され「教えて!手伝って!」などと言われるので居心地は悪くないし、感謝されたり必要とされる体験が僕さんを人間的に大きく成長させているように感じます。当然ながら僕さんよりもっともっとズバ抜けて凄い子達もいて、刺激も常に受けているし、趣味仲間(?)と共に(うちの場合はモノ作りに)没頭できる場では、ギフテッドネスの有無は関係なくなるようです。彼らの世界では、単純に凄いヤツが「凄い!」

学校ではまたちょっと違いますけどね (^^;;

以上

選民意識をもたせずにギフテッドであることを本人に告知するヒント

でありました。






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能力別クラス編成&飛び級。

  • 2017.01.18 Wednesday
  • 03:55
ノースウェスタン大学より

100年に及ぶギフテッドの研究の結果報告が今年早々発表されたようです。

Gifted students benefit from ability grouping

僕さんの学校関係でバタバタしているので正確に訳すことができないのですが

要は

アカデミックにタレンテッドな子達にとって

学校における能力別クラス編成や飛び級、早期大学入学は非常に有効である

ということが100年に及ぶ調査で証明されたのだそうです。

(早期に義務教育=キンダー=小学校に進むのも有効だそう)

年齢別でクラスを編成するよりも

能力別でクラスを編成したほうが

生徒のストレスもなくなり、より良く学べ(=才能も伸びやすく)



指導者も(能力別に編成されたクラスのほうが)効果的に指導しやすい

というメリットもあるそうです。

よく(飛び級などによる)精神年齢の違いを心配をされたりするのですが

すでに習得したことを繰り返し学ばされるほうが精神的に苦しいよね、、

と(ギフテッド、タレンテッドに限らず)どの子を見ていても思います。

苦しいというか

すでに習得しているので物足りないし、課題も退屈で面倒で死にそう

という感じ・・・

例えば僕さんは今年度9年生が取る基礎物理のコースを取っているのですが

すでに(どこかで)学びとってしまった内容ばかりでまったくチャレンジもなく

実験も、面倒なだけで行う意味が感じられず、放置してしまいがちです、、、

しかしアメリカの学校(の おそらく大半)は

シークエンスに沿って(順に)コースを修了していかねばならないため

基礎物理を取らずに物理を取ることは許されていません (T_T)

しかも基礎物理を修了してすぐに物理が取れるわけではなく

物理を取るためには化学を

化学を取るためには生物学を

生物学を取るためにはまず今僕さんが取っている基礎物理を

修了しなければならないのです。

加えて数学の条件もあり(←数学の条件はやっと全部クリアした!YAY!)

僕さんがようやく物理を取れる2年半後なんて

僕さんの物理への情熱も消えてしまっているでしょう、、、

(すでに一度完全に消えてしまった。涙)

(最近また少し復活してきている)

(大好きなDr. Michio Kakuの本を読み返し、情熱が復活してきたらしい)

(ということでクリスマス・プレゼントにとめずらしく新たに数冊ねだられた)

柔軟にいろいろ考えてくれる僕さんの学校でも

このシークエンスの壁は打ち破れないのですから

飛び級等を渋る学校は

アカデミックにタレンテッドな子達にとっては生き地獄かと思われます。

退屈でグダグダになってしまう本人はもちろん

見ているほうも物凄く辛いですよね・・・

情熱が消えていくのを目撃しつつも何もできないことが凄く辛いのです。

僕さんの物理(というか量子力学)に関しては

オンラインのコースがどこかで受けられないかと探しまくりましたが

3年前の当時は僕さんが数学の条件をまったくクリアできておらず

どこのコースも受講することができませんでした。

数学の条件をクリアした今

たとえ学校の単位にならなくても

純粋に楽しむためだけに無料コース等を受講できるので

ようやく扉が開いたというか

扉を開くための鍵となる数学をよくここまで頑張ってきたよねぇ・・・

と私のほうが感慨深いです(笑笑笑)

(本人はなんとも思っていないようだ)

(情熱がSTEMのSTEのなかで行ったり来たりし、本人は常に何やら楽しそう)

まあいいのですが

自分のレベルに合った学習環境にいないと伸びる才能も伸びない

というのは誰にでも当てはまることで

それが学校で可能になったら

生徒側の(塾やら家庭教師やら学校外のコースやらの)無駄な出費も減り

生徒本人も学校に行く意味が見出せて

いいのになぁ(´-`)



思って

おります。

ちなみに僕さんの学校は

今はミドルスクーラーなのでハイスクールのコースも2つしか取れないのですが

高校生になる来年度からは高校のコースが(固定学費内で)取り放題になるので

生物学、化学を速く修了してしまうことも不可能ではありません。

スポーツや芸術、芸能など課外活動で忙しいタレンテッドの生徒のため

通常は10ヶ月で修了するコースを12ヶ月かけて修了しても良いのですが

一方で(10ヶ月で修了するコースを)最短6ヶ月で修了しても良いのです。

(ただし、6ヶ月以内で修了してはいけない、という校則がある)

生物学を前半6ヶ月で、化学を後半6ヶ月で修了できれば

物理のコースを早く取りたい

という(10歳当時の)夢が(5年越しの)10年生で叶うという。。。

しかし先輩ママさんの話によると

僕さんの学校の生物学は尋常でなくハードでとにかく大変、、、

ということから

生物学が大嫌いな僕さんに生物学を6ヶ月で修了させるのは

ほぼ無理 (^^;;

外国語も取らなくてはいけないし

課外活動も必要だし

物理にはなかなかたどり着けない現実なのでありました。

選択科目の天文学やエンジニアリングで知的欲求を満足させるしかない!

・・・学校と相談してみます。






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ギフテッド応援隊。

  • 2017.01.13 Friday
  • 03:20
ギフテッド・ブログで繋がったブロ友のきらりママさんが

ギフテッド応援隊

というギフテッドの会を新たに発足されました。

ギフテッドであるかもしれない子を持つ親御さんに限らず

ギフテッドご本人も入れるオープンな会

なのだそうです (^^)

きらりママさんは公平で、誠実で、良識のある本当にあたたかい方で

苦しんでいる子ども達が救われることを一番に考えて行動されています。

ギフテッドネスに悩み、疲れ、孤独を感じている方、居場所のない方など

絶望してしまう前に

きらりママさん(他、皆さん)のギフテッド応援隊に

ぜひぜひ!

私も日米どこかで

ギフテッド応援隊を

応援しています。。






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アメリカ式?ギフテッドの育て方。

  • 2016.11.02 Wednesday
  • 23:50
以前過去記事で紹介した


Scientists followed 5,000 genius kids for 45 years - here's what they learned about success


という記事に追加情報を加えたライフハッカーの記事の日本版を

友人に紹介してもらったのでカクタス通信でもシェアしたいと思います。


特別な才能を持った「ギフテッド」の育て方に関する8つのアドバイス


アメリカのギフテッド教育ってざっくりこんな感じかな

と思いました。

日本の教育現場では難しいかもしれませんが

各家庭でapplyできるものもありそうな気がします。

参考になりました。。

(友よ、ありがとう!)






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