ギフテッドネスについて
『ギフテッド=天才児、英才児』
といった
一般的に誤解されがちな点を指摘したやさしい記事を見つけました。
コチラ↓の
Giftedness Across the Lifespanという記事です。
またまた激しく意訳してみました m(_ _)m
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ギフテッドネスは『あなたの成し得るコト』ではなくて『あなたが何者であるか』ということです。生まれ落ちた瞬間から人生の終焉を迎えるまで、ギフテッドネスはギフテッド個人のなかに存在し続けるのです。私達の(アメリカ)社会は『ギフテッドネス=学業的達成』だという認識を改めなければなりません。何故なら『ギフテッドネス=高い学力』ではないからです。ギフテッドネスとは、
一般とは違った働き方をする脳そのものです。
多くのギフテッド達は高達成、高成績をおさめています。しかし『高達成をおさめている=ギフテッド』ではありません。己の実年齢より早くスピーディーに "実年齢の平均的発達段階" に達しているギフテッドも存在すると同時に、そうでないギフテッドもまた存在しています。ギフテッドネスとは、個人の達成度ではなく、
アイデンティティーです。
ギフテッドの脳は(一般とは違った)特有な働き方をするよ、ということなのです。世界中の一個人が皆それぞれユニーク(=個性的)であるように、ギフテッド達もまた十人十色的にユニークです。そのユニークさ、すなわちギフテッドネスは、一生涯見られます。
〜〜〜時系列に見たギフテッドネス〜〜〜
常に刺激が必要な赤ちゃん・・・
掃除機の音に泣き叫び耳を塞ぐ幼児・・・
好奇心がとんでもなく旺盛で、濃く深く知りたがる年少さん・・・
読み方を教えられていないのに本を読む5歳児・・・
(訳注↑ 日本語の平仮名&カタカナは、読み方を覚えれば意味を理解していなくても文章を音読できますが、英語の場合、アルファベットを認識しているだけでは単語を音読/発音することは普通できません。又、早期教育が盛んな日本では、幼稚園等に上がる前から読み書きを学んだりしていますが、アメリカは各家庭によって方針も多様多種であり、5歳児で単語が読めない子も普通にいます)
国語力は学年レベルだが、算数力は数学年上のレベルの8歳児・・・
授業中ぼーっとしていていつも叱られている10歳児・・・
もともと強烈な感受性が、思春期を迎え更に激化するプレ・ティーン・・・
情熱を注ぐ分野に(更に)猪突猛進で突き進むティーン・・・
とりまく世界の中で、自分自身どう折り合いをつけていこうか悩む若者・・・
充実感を得られる何かを見つけないと、家事も耐えられなくなる専業主婦・・・
会社に幻滅し、人生を新たに仕切り直さずをにはおれない中堅ビジネスマン・・・
新しい趣味に、又は中断していた趣味に、退職した今のめり込む初老男性・・・
大好きな朝刊のクロスワードを毎朝欠かさず楽しんでいるおばあさん・・・
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私達の社会では、よく、ギフテッドネスは幼少〜学生時代にしか存在していないかのように扱われます。しかし事実はそうではありません。ギフテッドネスは継続して存在するものであり、個人が生まれたときから一生涯(個人のなかで)生き続けるものなのです。
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