オンライン教育@アメリカ。

  • 2015.09.03 Thursday
  • 00:35
こんな記事を見つけました。

個別化と学習者主導が主流・・・米国で急速に普及「ブレンディッドラーニング」

我々は日本在住の日本人家族ですが

諸々の理由よりキンダーから僕さんをインターに入れ

今ではアメリカの私立オンライン・スクールに "通わせて" おり

進路も(僕さんと話し合いつつ)アメリカの大学に絞っています。

故にアメリカの教育制度や教育環境には年々詳しくなってきていますが

日本の現在の教育環境や流れがどんな感じなのか

じつのところ詳しく知りません。

たまに友人から話を聞いたりすると

私が日本の中学を卒業した30年近く前とはさすがに全然違う

とは思いますが

上の記事を読むとやはり

オンライン・スクールはもちろんのこと

記事の中のブレンディッド学習もあまり普及されてないのだな・・・

と改めて感じました。

確かに

例えば私自身がオンラインで母校の大学に復学した

とか

僕さんがオンライン・スクールに受かったよ〜

と言っても

(お子さんの学校が公立、私立、インターに関わらず&老若男女問わず)

日本在住の日本人の皆さんからの反応は

「・・・それって要は通信教育?」

というのが(当然ながら)大半です。

ときには

「通信教育!?=自習に毛が生えたような学習!!」

と明らかに思われ

我が家の子育て観や教育方針を非難されることもあります。

私は日本の通信教育を一度も受けたことがないので比較ができないのですが

おそらく皆さんが思う通信教育とは

指定の教材に沿って勉強し

期限までに提出した課題等を先生が(丁寧に)添削してくれるイメージでしょうか。

違っていたらごめんなさい (>人<;)

日本の通信教育も広告等で見ると昔のイメージとは明らかに違いますよね。

アメリカのオンライン学習にもいろいろあって

日本の通信教育っぽいもの(のオンライン版)も当然あるのですが

我々が受けているオンライン教育は

そのようなイメージがある通信教育とは一線を画すように思います。

私の大学(内のオンライン部門 ^^; )や、僕さんのオンライン・スクールは

"学校" なり "教室" がヴァーチャルになっただけで

あとはいわゆる普通の大学や学校とまったく変わりません。

違いは(&大きな違いではありますが)

学校に "実際に足を運ぶ" 代わりに、学校に "アクセスする" という部分。

教授や教師はあちら側に(リアルタイムで、又は時差はあるが毎日)いますし

クラスメートも(同時間に、もしくは時差はあるが毎日)"教室" にアクセスして

同じ授業を受けるのです。

同じオンライン教育ですが

私の大学と僕さんの学校にも多少の違いがあります。

例えば

私の大学は入学時期が9月か1月と決まっていますが

僕さんの学校は1年中いつでも入学可能ですし

私の大学は、本体(?)が実際にあり、実際に通学もできますが

(というか、大学が、時代の流れによりオンライン部門を後付けしたのですが)

僕さんの学校は、本体はオフィスしかなく、先生方も全米に点在しています。

はじめからオンライン・スクールという立ち位置(?)で設立されたのですね。

私の大学のオンライン部門は、本当に通学がオンラインになっただけ、で

休暇も試験週間も大学のカレンダーに沿って設けられ

自分の好きなペースで学習することはできません。

同じコースでも、オンライン用、通学用、と両方あるものもあったり

あるいは

コースのほとんどはオンラインだが、2週間だけキャンパスで授業を受けてね

というハイブリッド型もあり

社会人学生は(上の記事内容のように)ブレンドして取ることが可能です。

一方 僕さんの学校は

アメリカの(認可された)私立学校ではありますが

家族の事情や環境、生徒個人の性格や発達速度、学習スタイルに合わせて

いつでも入学でき、5ヶ月(半期)のコースを3ヶ月で終わらせてもOKです。

逆に5ヶ月のコースを5ヶ月以上かけて終わらせても問題ありません。

記事で触れられているように

"生徒ひとりひとりのニーズに合わせて学習カリキュラムを個別化し、生徒主導で計画から実践まで進められる"

わけです。

しかし実際に通学することはできないので

イベントが開催されたり、個人的に集まることはあっても

いわゆるブレンディッド・ラーニングではありません。

私の大学や僕さんのオンライン・スクールのように

学校(=認可されている教育機関)

という形をとっているオンラインの教育機関もあれば

認可されていない "スクール" もあります。

この認可されていない "スクール" を頑張って "卒業" しても

残念ながら大学出願資格は得られません。

(日本のインターが、日本の国からは認可されていないのと同じ感じかな?)

(しかしインターは、アメリカなり他国からは認可されている)

(もしかしてフリースクールみたいな感じかな?)

認可されていない "大学" が一体どういう大学なのか

調べたことがないので私にはわかりませんが・・・(;^_^A

そして "学校" ではないけれど

単発のオンライン・コースをオファーしている教育機関

というのは山ほどあります。

いわゆる通信教育のように(交流なく)個人のペースで楽しく勉強するもの

ウェブ上で実際に交流しながら学べるインタラクティブなもの

CTYのように大学が主催(?)しているものや

CTYのように単位が取れるもの・・・
(しかし子どもが籍を置いている学校が単位を認めてくれるとは限らない)

もう沢山あり過ぎて、頭がこんがらがってくるくらい σ(^_^;)

アメリカではオンライン学習がとにかく進んでいることを痛感していますが

それでも

認可されている(詐欺でない)(確かな)オンライン・スクール

というのを探すのは物凄く大変な作業でした。

CTYや私の大学のように本体が実在する教育機関だと安心ですよね。。

ちなみに僕さんのオンライン・スクールが確かな学校であると確信できたのは

FBのCTY保護者グループの中でその学校の話題が何度か出ていたのと

その中で実際にお子さんを通わせている方にいろいろ相談にのってもらったから

でありました。

ギフテッド・プログラムがあるのも決め手となりました。

(そして実際とんでもなく細やかにケア&サポートしてもらっています)

オンライン・スクールだからこそ交流の場もきちんと設けられています。

学校関係者しか入れない生徒専用のSNSがあり

その中で、年齢を問わず、クラブなど様々な活動も盛んです。

アカデミー(=その学校のギフテッド・プログラム)の生徒だけの集まりもあり

同じマインドを持つ子達特有の悩みや関心事を分かち合うこともできます。



アメリカに住んでいる生徒達は(近ければ)実際に会ったりしているそうで

僕さんも夏休みに友達と会えるかもしれない!と期待しています。

なんだか話のポイントがズレつつあります(苦笑)が

私が言いたかったのは

1)アメリカでは様々な形の(学校)教育があって、オンライン教育も選択肢の大きな一つとして日々進化しているよ

ということと

2)昔ながらの教育だけがすべての子にとってベストな形とは限らないし、選択肢がない中でのベストを必死に考え我が子に探し与えている親を非難しないでね

ということでありました。

我々家族は偶然にも英語ができたため

選択肢の多いアメリカ教育を(ひき続き)僕さんに与えることができましたが

日本では逆に更に孤独な存在となってしまうが故に

そもそも日本人なのになぜ英語で子育て&教育したのか

と責められることも多々あるのですね。

子どもの主言語が英語であることを最大限に活用するか

はたまた悲観するのか

考え方は人それぞれ・・・

いろいろあります f^_^;)





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