ギフテッドとOEの相関関係。
- 2017.10.12 Thursday
- 02:00
ご無沙汰しています。
課題と僕さんの諸々などで
先月末からバタバタとんでもないことになっております。
忙し過ぎてマイルドなパニック発作に見舞われ
なんと三大プロジェクトの第1弾も提出できておりません、、、
私も(慣れたもので)危険を察知した瞬間に医師に診断書を書いてもらい
急いで教授に提出して延長をお願いしたのでした (^^;;
僕さんのことで東京にも出かけねばならなかったし
今週も小さな用事達で第1弾の論文に集中できる感じではなく
今はウィークリー・リーディングとディスカッションに集中しています。
第1弾は週末になんとか終わらせることができたら・・・
あ、今週末も僕さん関係の用事があるんでした、、、
その下準備(=リサーチ&書類整理)に時間がかかる、、、
ピンチ (~_~;)
不安障害など精神性疾患にも理解のあるアメリカの大学、大学院では
医師の診断書を出せば合理的配慮を確実に施行してくれるので安心です。
(友よ、間違いを知らせてくれてありがとう!笑)
この配慮がなかったら
私はUMass(大学)も卒業できていなかったでしょう。
本当にありがたい。。。
せっかくの配慮に甘え過ぎず、早く書いて提出したいのですが、なかなか(汗)
とりあえず今週末までの用事を片付けてしまいましょう、、、
そういえば今週は
WISCなどのIQテストで測定できる知能(認知能力や推論能力)と
免疫性疾患、精神的疾患などとの相関関係が認められた
というリサーチ結果が発表されて
おぉ!!!
と大興奮しております。
こちらがその論文です。
High intelligence: A risk factor for psychological and physiological overexcitabilities
Authors:
Ruth I. Karpinskia @ Department of Psychology, Pitzer College, 1050 N. Mills Avenue, Claremont, CA 91711, USA
Audrey M. Kinase Kolbab @ Department of Industrial-Organizational Psychology, Seattle Pacific University, USA
Nicole A. Tetreaultc @ Department of Research, Awesome Neuroscience, USA
Thomas B. Borowskid @ Department of Psychology, Pitzer College, USA
Received 20 November 2016, Revised 12 July 2017, Accepted 18 September 2017, Available online 8 October 2017.
つい今夏
“これらの(OEを含むユニークで強烈な)特徴があるからこそギフテッドは『生きにくい』『社会に順応しにくい』というわけではない”
と大学院で学び
又
今学期の教科書でも
“NAGCのメンバーでもある教育者、心理学者、研究者が共同で行なった調査の2002年の報告によると、ギフテッドがユニークなソーシャル&エモーショナルな性質や特徴を持っているとは実証できなかった”
と記載されていたので
今回のこの論文発表は衝撃的であったのでした。
個人的な経験談は
アカデミアではなんの意味も価値もないことは十分承知ですが
知能が高いほど
アトピー、アレルギー、喘息などの免疫性疾患や
鬱、不安障害などの精神性疾患にさらされる率が高くなる
という実体験には(僕さん以外の家族にも)長年苦しめられてきたので
相関関係が2002年の時点では実証されなかったことに
じつは私は内心がっかりしていたのです。
が
私が実証できるわけもないので
NAGCや大学院で提唱されるように
相関関係の有無に関係なく
ソーシャル面やエモーショナル面で困難を抱えているギフテッドの子達には
アカデミック・ニーズを満たしつつ
その個々人に適切なケア、サポートをしながら
親である私達が包括的に育ていくしかない
と自分に言い聞かせていたのですね。
今は忙し過ぎてまだこの論文を読めていないのですが
興味がある方はぜひぜひ読んでみてください。。
知能と心身の強烈性に相関関係が認められたと実証されたからといって
ギフテッドを毎日毎秒365日育てている私達親の独特な問題が
すぐさま解決するわけではありません。
それでも研究、解析がどんどん進み
いろいろな不思議が紐解かれていったら
ギフテッドにも優しい社会が可能になるんではないかな(´-`)
と願ってやみませんよね。。
カクタス通信にご訪問くださりありがとうございました。
課題と僕さんの諸々などで
先月末からバタバタとんでもないことになっております。
忙し過ぎてマイルドなパニック発作に見舞われ
なんと三大プロジェクトの第1弾も提出できておりません、、、
私も(慣れたもので)危険を察知した瞬間に医師に診断書を書いてもらい
急いで教授に提出して延長をお願いしたのでした (^^;;
僕さんのことで東京にも出かけねばならなかったし
今週も小さな用事達で第1弾の論文に集中できる感じではなく
今はウィークリー・リーディングとディスカッションに集中しています。
第1弾は週末になんとか終わらせることができたら・・・
あ、今週末も僕さん関係の用事があるんでした、、、
その下準備(=リサーチ&書類整理)に時間がかかる、、、
ピンチ (~_~;)
不安障害など精神性疾患にも理解のあるアメリカの大学、大学院では
医師の診断書を出せば合理的配慮を確実に施行してくれるので安心です。
(友よ、間違いを知らせてくれてありがとう!笑)
この配慮がなかったら
私はUMass(大学)も卒業できていなかったでしょう。
本当にありがたい。。。
せっかくの配慮に甘え過ぎず、早く書いて提出したいのですが、なかなか(汗)
とりあえず今週末までの用事を片付けてしまいましょう、、、
そういえば今週は
WISCなどのIQテストで測定できる知能(認知能力や推論能力)と
免疫性疾患、精神的疾患などとの相関関係が認められた
というリサーチ結果が発表されて
おぉ!!!
と大興奮しております。
こちらがその論文です。
High intelligence: A risk factor for psychological and physiological overexcitabilities
Authors:
Ruth I. Karpinskia @ Department of Psychology, Pitzer College, 1050 N. Mills Avenue, Claremont, CA 91711, USA
Audrey M. Kinase Kolbab @ Department of Industrial-Organizational Psychology, Seattle Pacific University, USA
Nicole A. Tetreaultc @ Department of Research, Awesome Neuroscience, USA
Thomas B. Borowskid @ Department of Psychology, Pitzer College, USA
Received 20 November 2016, Revised 12 July 2017, Accepted 18 September 2017, Available online 8 October 2017.
つい今夏
“これらの(OEを含むユニークで強烈な)特徴があるからこそギフテッドは『生きにくい』『社会に順応しにくい』というわけではない”
と大学院で学び
又
今学期の教科書でも
“NAGCのメンバーでもある教育者、心理学者、研究者が共同で行なった調査の2002年の報告によると、ギフテッドがユニークなソーシャル&エモーショナルな性質や特徴を持っているとは実証できなかった”
と記載されていたので
今回のこの論文発表は衝撃的であったのでした。
個人的な経験談は
アカデミアではなんの意味も価値もないことは十分承知ですが
知能が高いほど
アトピー、アレルギー、喘息などの免疫性疾患や
鬱、不安障害などの精神性疾患にさらされる率が高くなる
という実体験には(僕さん以外の家族にも)長年苦しめられてきたので
相関関係が2002年の時点では実証されなかったことに
じつは私は内心がっかりしていたのです。
が
私が実証できるわけもないので
NAGCや大学院で提唱されるように
相関関係の有無に関係なく
ソーシャル面やエモーショナル面で困難を抱えているギフテッドの子達には
アカデミック・ニーズを満たしつつ
その個々人に適切なケア、サポートをしながら
親である私達が包括的に育ていくしかない
と自分に言い聞かせていたのですね。
今は忙し過ぎてまだこの論文を読めていないのですが
興味がある方はぜひぜひ読んでみてください。。
知能と心身の強烈性に相関関係が認められたと実証されたからといって
ギフテッドを毎日毎秒365日育てている私達親の独特な問題が
すぐさま解決するわけではありません。
それでも研究、解析がどんどん進み
いろいろな不思議が紐解かれていったら
ギフテッドにも優しい社会が可能になるんではないかな(´-`)
と願ってやみませんよね。。
カクタス通信にご訪問くださりありがとうございました。